Git使いになろう:ひとりで使う(1:リポジトリを作る)

Gitを使い始めるにあたって、ひとりのユーザーがひとつのリポジトリで作業することで基本的なGitのコマンドを覚えていこうと思います。作業するためのGitリポジトリは、git initコマンドで作ります。

$ mkdir sandbox
$ cd sandbox
$ git init
Initialized empty Git repository in /home/tomohiro/sandbox/.git/

実行したgit initコマンドの出力から、空のGitリポジトリが作られた(初期化された)ことがわかります。

Git使いになろう:初期設定(1)

Gitを使うためにはまずインストールをしなければいけませんが、色々な環境があるのでDebian(jessie)でのインストール方法のみを紹介します。

$ sudo apt-get install git -y

これで、Gitのインストールはできました。次にインストールしたGitのバージョンを表示してから、ユーザー名とメールアドレスを設定します。

$ git --version
git version 2.1.4
$ git config --global user.name "tomohiro"
$ git config --global user.email tomohiro@example.com

git configの–globalオプションを使うとホームディレクトリの.gitconfigに記録されますので、内容を表示してみます。

$ cat ~/.gitconfig
[user]
	name = tomohiro
	email = tomohiro@example.com

これで、最低限の初期設定はおわりです。

Emacsでの変更の取り消し

Emacsで編集中に間違いに気づいたとき、変更を取り消すにはC-x u(undo)をタイプすると変更が取り消されます。
C-x uを繰り返しタイプすることで、一つずつ遡って取り消していけますが、編集中のファイルを以前セーブした状態から再度編集を始めたい場合は、M-x revert-buffer RETURNをタイプすればよいです。