Windows10にSKKの環境を作る

職場で使っているPCはWindows10 Proです。日本語入力を使い慣れているSKKにしました。
やったことは大きくは二つ。Corvusskkを入れるのと crvskkserv を入れてSKK辞書サーバを使うようにすること。

まずは、Corvusskkを入れる。
Corvusskk をからcorvusskk-X.Y.Z.exe (X, Y, Z はバージョン番号)をダウンロードして実行します。これで、SKKが使えるようになります。

次にcrvskkを入れる。
crvskkserv から crvskkserv-X.Y.Z.zip (X, Y, Z はバージョン番号)をダウンロードし、C:\Program Files\CrvSkkServに展開します。
[スタートメニュー]->[Windows管理ツール]->[タスクスケジューラ]を起動し、
[操作]->[タスクの作成]でCRVSKKSERVという名前のタスクを作成する
デフォルトからの変更箇所は
– [全般]タブの「最上位の特権で実行する」にチェックを入れる
– [全般]タブの「構成」は”Windows10″にする
– [トリガー]タブで、トリガーを新規に作成。タスクの開始を”ログオン時”とし、任意のユーザーで実行するようにし、有効以外のチェックを外す
– [操作]タブで、操作を新規に作成。操作は”プログラムの開始”とし、プログラム/スクリプトを”C:\Program Files\CrvSkkServ\crvskkserv.exe”にする
– [条件]タブは特に設定なし(全てのチェックを外す)
– [設定]タブで、タスクを停止するまでの時間のチェックを外す
これでOKボタン押下でタスクスケジューラに登録する。これで次回のログオン時に自動的に管理者権限で実行さます。

そして、crvskkservの設定は
ポートはデフォルトの1178で、ループバックのみにチェックを入れる
SKK-JISYO.LとSKK-JISYO.itaiji を適当なパスに保存して、フルパスをファイル追加する
辞書ファイルは ここ からダウンロード

Corvusskkの設定
登録済みのSKK辞書のチェックを外し、”SKK辞書サーバーを使用する”にチェックを入れる(EUC-JIS-2004にチェック)
ホストはlocalhostとしポートは1178、タイムアウトは1000(msec)
[表示1]タブの「注釈を表示する」で「全て」を選択、「▽▼*マークを表示する」にチェックを入れる、「ローマ時を表示する」は「ASCII」を選択