ブランチ(branch)は枝分かれ、つまり分岐のことです。開発などを行なっていくうえで、新たな機能を追加するような場合などに使います。既に開発が終っている部分には影響を与えることなく同じリポジトリ内で開発を進めていくことができます。
実はGitは、デフォルトでmasterというブランチを持っています。
新たにdevelopというブランチを作ってみます。
$ git branch develop $ git branch develop * master
git branchコマンドを引数なしで実行するとブランチの一覧が表示できます。上の例では、developとmasterの二つがあることがわかります。masterの前に付いている’*’は、現在作業対象としてるブランチを示しています。
developブランチに切り替えるにはgit checkoutコマンドを使います。
$ git checkout develop Switched to branch 'develop' $ git branch * develop master
developブランチに切り替わったことがわかります。
ブランチの作成と切り替えを一気に行うこともでき、その場合は
$ git checkout -b develop Switched to a new branch 'develop'
とします。